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扇屋・宝来屋

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扇屋

歴史保存建造物1

尾州藩旅人宿・工女宿「扇屋」

奈川川浦にあった野麦街道の宿

扇屋は、かつて野麦峠の山麓の集落「奈川川浦」にあった尾州藩旅人宿でした。松本市(当時奈川村)の歴史資料として現在の場所に移築され、使われていた当時を再現した展示館となっています。2021年3月現在・休館中です。
 
館内には、飛騨と岡谷・諏訪との峠越えをした製糸工女たちの姿と、この地の特産「わらび粉」作りの作業姿や、尾州岡船「奈川牛」の道中姿も再現されています。
 

所在地:長野県松本市奈川川浦11−32
※この建物は2023年に解体となりました。

 
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宝来屋

歴史保存建造物2

 
現在は、松本市歴史博物館/松本市歴史の里に移築され、保存展示しています。

尾州藩の旅人宿・工女宿「宝来屋」

奈川川浦にあった野麦街道の宿

かつて川浦地区には同様の宿屋が7軒あったとされていますが、明治30年代以降、岡谷・諏訪の大製糸家が県外に進出するようになり、野麦峠を越えてくる飛騨出身の工女が来なくなり宿も不要となりました。さらに昭和9年の国鉄高山線全線開通による交通経路の大幅な変更により客足が途絶え、宝来屋や扇屋をはじめとした川浦の工女宿も、それぞれ店をたたんだといわれます。
現在は、松本市立博物館分館「松本市歴史の里」の展示資料として、一般公開されています。
 

所在地:松本市島立2196-1 松本市歴史の里
所有者:松本市
松本市重要文化財(2009年12月22日指定)

 
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宝来屋外観
 
宝来屋内部